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龍神公司 特番 |
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| 都内某所・・・。 21時ちょうどにその闘いは始まった。 そう、決着をつける為に・・・。 特設リングに最初に姿を現したのは、前董事長・・・、今は「Mr.T」を名乗る人物である。 ハバナ産の葉巻を燻らし、ゆっくりと特設リングへと向かう姿は某団体オーナーを髣髴させる。 (くしくも入場テーマ曲は「No Chance」) 秘書に専用灰皿を用意させリングに落とさない配慮は、さすが地球に優しいオーナーである。 |
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| と、場内にラテンのリズムが鳴り響く。 そう、龍神公司を老人公司に変え革命を起こした現董事長、老師その人である。 チャンピオンベルトを誇らしげに掲げ入場する様は王者の覇気にあふれ、実権を握った余裕がみてとれる。 サングラス越しにさえ忌々しい気配を隠しきれないMr.Tに対し、轟然とベルトを掲げ場内にアピールする老師・・・。 その手にはいつの間にかマイクが握られていた。 |
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| 「ついにその気になったか?ここまでお膳立てしなきゃ何も出来ないってのか? 今日はオイラの力を見せ付けてやるって〜の!」 「吠えるな。貴様ごときに足をすくわれた事実は認めよう。 だがしかし!私の力と信念に揺らぎは無い。 私自身が相手をすることを光栄に思うがいい」 「ちゃんちゃらおかしいって〜の!お前なんて片手でこうプチっとね。 それより、「彼」とやらはどうしたんだい? オイラが怖くて神戸に逃げ帰ったか?」 「・・・。今にわかる・・・。貴様が迎える最悪の瞬間にな!!」 マイクを投げ捨て、ゆったりと葉巻の紫煙を楽しむMr.T。 ベルトを誇示し、詰め寄る老師。 調停者(HP管理人)が真ん中に入り、両者を引き離す。 ここでルールの確認がおこなわれた。 |
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| Mr.Tはウイスキー類 老師は日本酒類 二人を囲む酒瓶の数は異常ともいえる・・・。 しかし、二人に迷いは無い。 グラスが交わされ・・・。 ゴング!!! 軽快に呑み進む老師に対し、慎重にグラスを干していくMr.T。 1時間が経つも、両者のスピード、飲酒量に隔たりは無い。 周りには相手を追い込む椅子やら梯子やらテーブルが散乱するものの、 今のところ両者ともにクリーンな闘いに徹している。 3時間後、ここで老師が動きをみせた。 特設リング脇から水のペットボトルを持ってきたのだ。 さすがに呑み疲れたのか旨そうに「水」を飲む老師。 ここでMr.Tも水を所望。 両者水入りか? と、老師が水を勧めている。若干訝しげな表情のMr.Tではあったが、ペットボトルの水を残らず飲み干した。 |
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| その時! 異変は発生した。 顔をゆがめ突っ伏すMr.T、 満面の笑みの老師。 場内は疑念に満ち、ざわめきはとまらない。 突然場内のタイタン・トロンに映像が写った。 |
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| そこには怪しい笑みの老師・・・。 その手には「孔府家酒」。 「孔府家酒」!!! そう、自他共に認める豪酒家をして「セメダインの味がする」と言わしめた伝説の酒。 色は無色の白酒ながら、あまりに強烈なポテンシャルを秘める、中国4千年の落とし子である。 「Mr.T・・・。 お前は中国4千年の歴史の前にひれ伏すのだよ。 オイラのモットーを知らないわけないよな? ウソにずるして、勝利を盗む、オイラの勝利だって〜の!!!」 「・・・は、謀ったな・・・、この私が唯一飲めない酒を忍ばせるとは・・・。ぐはぁ・・・。」 |
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| 倒れこむMr.T。 悠然と近づき、余裕の表情の老師・・・。 そのとき!!! 特設リングに疾風のごとく駆け寄る黒い影。 サングラスをかけたその人物。 右手にベルトを持ち、瞬く間にカウントを待つ老師の背後に近寄り・・・、 一撃!!! |
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| 慌てふためく老師に対して2撃、3撃・・・、 崩れ落ちる老師。 サングラスの人物はグロッキー状態のMr.Tを起こし、 虫の息の老師の上に腕をのせ・・・。 カウント、1、2、3!!! Mr.T勝利!!! ざわめきと歓声飛び交う場内。 正気を取り戻したMr.Tは乱入した人物の手を借り、マイクを握る。 |
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「老師よ・・・。貴様は私をだました「つもり」だったのだろうが・・・、 |
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